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  • 【土踏まずと偏平足】子どもの足が危ない!?足育の大切さと偏平足のリスクとは

    こんにちは。
    ひとのわ整体院の柴田祥秀です。

    急遽内容を変更します。

    以前のブログでは、「足のアーチ(特に土踏まず)」の重要性について書かせていただきました。

    今日はその記事の続編「偏平足(へんぺいそく)」についてお話しさせていただきます。

    ■子どもの偏平足が増えている?背景と現状

    近年、子どもの偏平足が増えているという話をよく耳にします。
    実際、以下のような調査結果があります。

    🔍 文部科学省の調査によると、小学生の約30%が偏平足傾向と報告されています(※2019年データより)。

    ■偏平足とは?定義とメカニズム

    「偏平足」とは、足の裏のアーチ(内側縦アーチ)がつぶれてしまい、土踏まずがなくなった状態をいいます。

    ✅ 医学的定義

    • 立った状態で、内側アーチ(土踏まず)が地面に接している状態。

    • つまり、足裏全体がべったりと床についたように見えるのが特徴です。

    ■土踏まずはいつ完成するのか?

    足のアーチ(特に土踏まず)は、生まれたときにはなく、歩行や遊びを通して発達します。
    この発達時期がとても大切です。

    6〜7歳頃までに約80%が完成

    12歳頃には大人とほぼ同じ構造に

    この「6〜7歳までの遊び方や歩き方が、将来の足をつくる」といっても過言ではありません。

    ■なぜ偏平足が増えているのか?

    現代の子どもたちは、外で遊ぶ時間が減り、運動不足になっています。

    また、足を育てる「正しい靴選び」もできていないケースが多く見られます。

    🚶‍♂️ 年齢 × 1kmが1日あたりの理想的な歩行距離
    例:5歳の子なら約5kmが目安(走る・遊ぶ・ジャンプも含む)

    ■フットプリントで偏平足がわかる!

    ひとのわ整体院では、足の裏の「フットプリント(足型測定)」を無料で実施中です。

    これにより、お子さまが偏平足かどうかを一目で確認することができます

    👣 ご希望の方は、お気軽にお問い合わせください!

    ■偏平足によるデメリットとは?

    偏平足になると「衝撃吸収機能」が失われ、体に様々な悪影響が出てきます。

    ⚠ 偏平足の代表的な不調

    • 足裏の痛み(足底筋膜炎など)

    • 膝や腰、股関節の痛み

    • 肩こり・頭痛

    • 疲れやすさ、集中力の低下

    • 足のニオイや蒸れ

    ■偏平足にも2種類あります

    1. 構造的な偏平足(先天的)

    2. 後天的な偏平足(生活習慣や靴の影響によるもの)

    特に後者は「外反偏平足」と呼ばれ、本来あった土踏まずを自ら崩してしまうタイプです。
    この「外反偏平足」については、次回のブログで詳しく解説します

    ■まとめ

    偏平足は、将来の姿勢や健康、運動能力に大きな影響を与えます。
    お子さまの将来のためにも、早めのチェックと対応が大切です。

    ひとのわ整体院では、お子さまの足の発達を応援しています。
    明日は「外反偏平足」についてお届けしますので、ぜひご覧ください。

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    ひとのわ整体院では、足のお悩みに関するご相談を随時受け付けています。
    「うちの子の足、偏平足かも?」と気になった方は、ぜひお気軽にご相談ください!

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      本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

  • 【保存版】その靴、大丈夫?足の専門家が教える「正しい靴の選び方」3つのポイント

    こんにちは。
    ひとのわ整体院の柴田です。

    昨日のブログでは、間違った靴の選び方によって足の筋肉が弱り、結果として体全体に不調をきたすケースが多いことをお伝えしました。

    では逆に、**「正しい靴の選び方」**とは何なのか?
    今日はそのポイントを3つに分けてお伝えします。

    ✅ポイント① かかとがしっかりしている靴を選ぶ

    最も重要なポイントです。

    人間の足は、かかとの骨(踵骨)の上に距骨、脛骨、大腿骨、骨盤、背骨、頭…と、まるで積み木のように全身を支えています。

    つまり、かかとの骨が体の“土台”
    ここが不安定だと、全身のバランスが崩れ、膝や腰、首や肩にも影響が出てしまいます。

    柔らかすぎるかかとの靴では、体重をしっかり支えることができません。
    そのため、**「かかと部分が硬くてしっかりしている靴」**を選ぶことが重要です。

    ✅ポイント② MP関節でしっかり曲がる靴を選ぶ

    足の指先から数えて3つ目の関節、MP関節(中足趾節関節)
    ここで靴が曲がるかどうかも大事なチェックポイントです。

    • MP関節でしっかり曲がる → OK

    • 靴の中央やつま先以外でもぐにゃぐにゃ → 柔らかすぎてNG

    • 全く曲がらない → 硬すぎてNG

    スリッポンタイプや学校の上履きは柔らかすぎる傾向があり、革靴は硬すぎる傾向があります。
    足の動きをサポートする靴は、MP関節できちんと曲がるものを選びましょう。

    ✅ポイント③ 靴がしっかり固定できるか

    最後に見落とされがちなのが、靴がきちんと固定できるかということです。

    靴ひもやマジックテープなどで、足にしっかりフィットさせることがとても大切です。
    足と靴が密着していることで、歩くときの安定感や疲れにくさが全く違います。

    逆に、靴ひもがゆるい・靴ひもがない・スリッポンタイプなどは、靴の中で足が動きやすく、疲労やケガの原因になってしまいます。

    👟メーカーで選ぶ?その前に知っておきたいこと

    「ニューバランスって良いですか?」
    「Nikeはどうでしょうか?」
    といったご質問をよくいただきます。

    結論から言うと、メーカーだけで靴を判断するのはNGです。

    同じメーカーでも「良い靴」「悪い靴」は存在します。
    とはいえ、ニューバランスは比較的“足にやさしい設計”の靴が多いメーカーです。

    なぜなら、ニューバランスは1906年に足のアーチサポートを目的とした矯正靴の製造からスタートした、医療的ルーツを持つブランドだからです。

    実際、私自身も妻もニューバランスの靴を愛用しています。

    ただし、ニューバランスにも「細めのモデル」と「ゆったりモデル」があるので、明日はこの点をさらに深掘りしていきます。

    まとめ

    本日は「正しい靴の選び方」についてお話ししました。
    ポイントを簡単に振り返ると…

    1. かかとが硬くて安定している靴

    2. MP関節でしっかり曲がる靴

    3. 靴ひもやマジックテープで固定できる靴

    これらを意識して選ぶことで、足はもちろん、膝・腰・肩・首の不調の予防にもつながります。

    明日のブログでは、【ニューバランスの正しい選び方】について解説します。

    本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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  • なぜ今の日本では足が弱っている人が多いのか?

    こんにちは、柴田祥秀です。
    本日も足に関するブログを読んでいただきありがとうございます。

    今回は「なぜ今の日本では足が弱っている人が増えているのか?」というテーマでお話しします。

    結論からお伝えしますと、
    「靴の文化が日本に入ってきたこと」が大きな要因です。

    ■ 昔の日本人は足が強かった?

    かつての日本では、草履や下駄などの履物を使って生活していました。

    これらの履物は足の指をしっかり使わないと歩けないため、
    自然と足指の筋肉が鍛えられていたのです。

    その結果、足元が安定し、体に踏ん張りが効き、体全体も丈夫だったと言われています。

    ■ 靴の文化がもたらした変化

    ところが現在の日本では、
    明治時代(1870年代)以降、西洋から靴の文化が入ってきました

    そしてそれと同時に、「間違った靴選び」が広がってしまったのです。

    ■ 足を弱らせる靴の特徴とは?

    間違った靴選びの例としては、以下のようなものがあります:

    • 脱ぎ履きがしやすい=固定力が弱い靴

    • かかと部分が柔らかい or 無い靴

    • 靴全体が柔らかすぎる、または硬すぎる靴

    • サイズが合っていない靴(大きすぎ・小さすぎ)

    • デザイン重視で機能性を無視した靴

    • 履くたびにしっかり足を固定しない靴の履き方

    これらを続けていると、足の筋肉は使われなくなり、徐々に弱っていきます
    実際に私が整体院で見てきた中でも、正しい靴を選べている人は5%以下です。
    それほど多くの方が靴選びに失敗していると実感しています。

    ■ 逆に言えば…

    靴選びを変えるだけでも、足は十分に強く保てる可能性があるということです。
    日常のちょっとした「当たり前」が、実は足を弱らせる原因になっている。

    でも、それに気づけたなら改善のチャンスは必ずあります!

    明日のブログでは、
    **「足が弱らないための正しい靴の選び方」**について詳しくお伝えします。

    足元を整えることで、体全体の不調が変わるかもしれません。
    ぜひ楽しみにお待ちください!


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  • 「足は“体の土台”って本当?知らないと損する足の大切な役割」

    こんにちは。柴田祥秀です。

    今日のテーマは「なぜ足が大事なのか?」についてです。

    普段、私たちはあまり足のことを意識せずに生活しているかもしれません。
    でも、実は足は体全体を支える“土台”のような存在なんです。

    足って、どれだけ頑張ってるの?

    人間は2本の足で立って生活している“二足歩行”の生き物です。

    この「立つ・歩く」という何気ない動作を支えてくれているのが、他でもない「足」です。

    例えば、体重が50kgの方がいるとします。

    その人が、同じく50kgの重たい荷物を持とうとしたらどうでしょう?

    筋トレをしている方なら持てるかもしれませんが、そうでなければかなり大変なはずです。

    でも「足」は、私たちの体重を毎日、しかも何時間も支えてくれているのです。

    これは、考えてみるととてもすごいことですよね。

    「足のアーチ」って何?

    足が体をしっかり支えられる理由のひとつに、「足のアーチ」と呼ばれる構造があります。

    足の裏には3つのアーチ(=アーチ型のカーブ)があり、これが上手にバランスを取ってくれているのです。

    【足の3つのアーチ】

    1. 内側のアーチ(親指の付け根からかかとにかけて)

    2. 外側のアーチ(小指の付け根からかかとにかけて)

    3. 横のアーチ(親指の付け根と小指の付け根を結ぶ横の部分)

    この3つがバランスよくあることで、足全体が“バネ”のように働き、体重を分散してくれるのです。

    イメージは「三脚のカメラ」

    分かりやすい例えで言うと、「三脚のカメラ」を想像してみてください。

    三脚の足の長さがバラバラだと、カメラはグラグラして安定しませんよね。

    人間の足のアーチも同じです。

    この3つのアーチが崩れてしまうと、体全体のバランスが悪くなってしまうのです。

    アーチが崩れるとどうなる?

    実は、この足のアーチは「筋肉」でできています。

    つまり、加齢や運動不足で筋肉が衰えると、アーチの形も崩れてしまうのです。

    筋肉は30歳を過ぎると、何もしなければ毎年1%ずつ減っていくと言われています。

    足も例外ではありません。

    アーチが崩れると、体を支える土台が不安定になります。

    すると体は、バランスを取ろうとして「ひざを曲げる」「腰を反らす」「猫背になる」といった代償動作をします。

    これが原因で、腰痛・ひざ痛・肩こり・頭痛など、様々な不調につながっていくのです。

    なかなか治らないその痛み、実は足が原因かも?

    病院や整体に通ってもなかなか治らない腰痛や肩こり。

    実は、その原因が「足のアーチの崩れ」にあることが少なくありません。

    多くの人が「痛みのある部分=原因」と考えてしまいがちですが、
    本当の原因は“土台”である足にあるということも多いのです。

    足は「体の土台」。だからこそ、大切にしてほしい。

    私たちは家を建てる時、土台がしっかりしていなければ不安ですよね。

    人の体も同じです。足という土台がしっかりしていないと、体全体が不安定になるのです。

    今の日本では、足のトラブルを抱えている方が非常に多いです。

    それなのに、意外と「足って大事なんだ」と気づいている人は少ないのが現状です。

    明日のテーマ予告!

    では、なぜ今の日本では足が弱っている人が増えているのか?

    その背景には、生活スタイルや靴の選び方が大きく関係しています。

    明日のブログでは、そこを詳しくお話ししていきますね。

    ぜひ、明日も読みに来ていただけたら嬉しいです!

    最後に

    本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

    「足の大切さ」を知ることで、今後の体のトラブル予防にもつながります。

    これから一緒に、足のことを少しずつ学んでいきましょう!

  • 自己紹介

    【はじめまして】

    皆さま、こんにちは。

    足のブログを運営する柴田祥秀(しばたよしひで)と申します。

    今日からこのブログでは、「足」にまつわる様々な情報を発信していきます。

    このブログのテーマは――
    0歳から100歳までの足の悩み」です。

    少しでも皆さまの足の不調や疑問を解決できるような、そんなブログにしていきたいと思っています。

    【なぜ“足”のブログを書こうと思ったのか】

    私は2022年10月に、静岡県湖西市新居町で整体院を開業しました。

    開業前に体について学ぶ中で、驚きの事実に出会ったんです。

    それは――

    「足を整えると、腰痛が改善することがある」ということ。

    正直、それまでは「腰が痛いなら、原因も腰や腰周辺の筋肉」と思っていました。

    でも実は、足は“人間の土台”。

    足の崩れが全身に影響し、腰痛や肩こり、姿勢の悪さ、膝の痛みなど、さまざまな不調の根本原因になることがわかったのです。

    【“足の師匠”との出会い】

    そんな中で出会ったのが、石原靴店の石原さん

    足に関する知識・経験が非常に深く、「本物の足のプロ」だと感じました。

    石原さんから学ぶ中で、私はますます足の世界にのめり込んでいきました。

    【広がる想い:日本人と足の問題】

    勉強を続けていくうちに、こんな現実にも気づきました。

    • 多くの日本人が、足にトラブルを抱えているのに気づいていない

    • 靴選びの意識がとても低く、足を悪くしてしまっている人が多い

    それを知ってから、
    **「もっと多くの人に、足の大切さを伝えたい」**と強く思うようになりました。


    そしてこのブログを書くことを決めたのです。

    【1歳の娘と、子どもたちの足の未来へ】

    私は今、1歳5か月の娘がいます。

    足の学びを深める中で、「子どもの足の将来」がいかに大切かにも気づきました。

    娘の足を守りたい――。

    それと同時に、世の中の子どもたちの足も守りたい

    【このブログで目指すこと】

    このブログでは、以下のようなテーマを発信していきます:

    • 足の健康と予防法

    • 正しい靴選びのポイント

    • 子どもから高齢者までの足トラブル対策

    • 巻き爪、外反母趾、偏平足などの悩み解消法

    足で悩む人の**「ヒント」「希望」「きっかけ」**になるブログを目指します。

    これからどうぞよろしくお願いします!