足の親指の裏が痛いのは外反母趾ではなく「種子骨障害」かもしれません

こんにちは。ひとのわ整体院の柴田祥秀です。


今回は、外反母趾と間違われやすい足のトラブル「種子骨障害」についてご紹介します。

最近の来院例から

ここ最近、「足の親指の後ろが痛い」というお悩みで来院された方が2名いらっしゃいました。


どちらの方も「外反母趾の痛みではないか」と思って予約されたのですが、実際に検査してみると、痛みの場所が**親指の後ろ**にあり、
**「種子骨障害(しゅしこつしょうがい)」**である可能性が高いと判断しました。

種子骨障害とは?

足の親指の付け根の裏側には、**種子骨(しゅしこつ)**と呼ばれる小さな骨が左右に2つあります。
これは膝のお皿(膝蓋骨)と同じように、腱の中に埋まっていて、足の指を動かす際にクッションのような役割をしています。

この種子骨に過度な圧力や摩擦が加わると、炎症や骨折、壊死を起こすことがあり、これを「種子骨障害」と呼びます

外反母趾との違いは?

外反母趾は、親指の骨が人差し指側へ曲がる変形ですが、
種子骨障害は、親指の付け根(足裏側)がピンポイントで痛むのが特徴です。

特に、

  • 靴を履いて歩いたとき

  • 親指に体重が乗ったとき

  • つま先立ちになったとき
    などに鋭い痛みを感じる場合は、外反母趾ではなく種子骨障害を疑う必要があります

なぜ種子骨障害が起きるのか?

主な原因は以下のようなものが考えられます:

  • 前重心・内側重心の立ち方や歩き方

  • ヒールや先細の靴による圧迫

  • 足のアーチの低下(特に横アーチ)

  • スポーツなどによる繰り返しの負荷

  • もともと種子骨の位置がズレやすい足の構造

つまり、外反母趾と同じく「間違った体の使い方」が原因で起きてしまうケースが多いのです。

ひとのわ整体院での取り組み

当院では、種子骨障害の痛みを緩和するために、正しい立ち方・歩き方の指導はもちろん、
足裏への圧力を分散するためのオーダーメイドインソールの制作にも力を入れています。

実際に来院されたお客様には石原靴店の石原さんに協力いただき、種子骨障害向けの方用のインソールを作成していただいています!

足のアーチを補正し、重心を後ろの外側に戻すことで、痛みの原因を根本から見直します。

放置しないで!早期対処が重要です

種子骨障害は放っておくと、

  • 種子骨の分離や骨折

  • 慢性的な炎症

  • 歩行のクセから他の関節の痛み
    につながることもあります。

「外反母趾だと思っていたけど、なんだか親指の下だけが痛い」

「靴を履いて歩くとピンポイントでズキッとする」

そんな症状がある方は、早めの検査と対応をおすすめします。

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🏠 ひとのわ整体院
静岡県湖西市新居町中之郷1395-1 マンショングリーンフィールド103
営業時間:9:00〜19:30|定休日:不定休

足の痛みや違和感は、日常生活の質に大きく影響します。
違和感を感じたそのときこそが、身体からのサインです。

ひとのわ整体院では、あなたの「足」の健康をしっかりサポートします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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