こんにちは。
ひとのわ整体院の柴田祥秀です。
昨日は「偏平足」についてお話ししましたが、今日はさらに多くのお子さんに見られる**「外反偏平足(がいはんへんぺいそく)」**について、やさしく解説していきます。
■偏平足には2種類ある?
昨日も触れましたが、偏平足には大きく2種類あります。
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生まれつき・成長過程で土踏まずができていないもの(純粋な偏平足)
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本来土踏まずがあるのに、足のバランスが崩れて土踏まずが潰れてしまったもの(=外反偏平足)
このうち、2番目の「外反偏平足」が近年とても増えており、実にお子さんの70〜80%がこの状態にあるとも言われています。
■そもそも「外反偏平足」ってなに?
かんたんに言うと、足首が内側にグニャっと倒れて、足裏のアーチ(=土踏まず)が潰れてしまっている状態のことをいいます。
この状態は、足を後ろから見ると分かりやすく、かかとが外側にズレて、足首が内側に倒れているのが特徴です。
このとき、足の裏が外側を向いているため、「外反偏平足」と呼ばれています。
(ややこしいですが、倒れている方向と足裏の向きが逆になるため、「外反」という名前がついています)
■なぜ、外反偏平足になってしまうのか?
外反偏平足の主な原因は、日常の中にあります。
✅ よくある原因
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サイズが合っていない靴(大きすぎる、ゆるい)
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足をしっかり支えてくれない柔らかすぎる靴
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室内中心の生活や運動不足
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足の正しい使い方をしていない(重心の偏り)
中でも特に多いのが、「重心のかけ方」のクセです。
外反偏平足の方の多くは、体重を足の親指の付け根あたり(土踏まずのすぐ近く)にかけてしまうため、土踏まずを踏みつぶすような立ち方・歩き方になっています。
■どうやって改善するの?
外反偏平足は改善できます。
ただし、正しい知識と少しの工夫が必要です。
方法①:インソール(靴の中敷き)を使う
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足の内側に倒れ込むのをサポートし、足のバランスを整えてくれます。
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靴の中に入れるタイプの他、サンダル型のものもあります。
※注意点として、履いていない時間は矯正ができないため、長時間履くことが大切です。
方法②:立ち方・歩き方を見直す
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外反偏平足の人は、重心が足の内側に寄りすぎています。
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正しい重心の位置は「かかとの外側」。いわゆる「足の小指のライン」側に体重をのせるイメージです。
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この重心を意識して立ったり歩いたりすることで、土踏まずを潰さず、正しいアーチが保たれます。
ただし、歩き方のクセはすぐに変えられるものではないため、続けることが苦手な方には難しく感じるかもしれません。
最適な方法は…?
→ インソール+立ち方・歩き方の改善を並行することがベスト!
履くだけでサポートされるインソールを使いながら、少しずつ正しい重心感覚を身につけていくことで、改善が進みやすくなります。
■外反偏平足が引き起こす「身体の不調」
外反偏平足を放っておくと、足元だけでなく全身に悪影響が出る可能性があります。
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足首が内側に倒れる
→ 膝も内側に入る
→ 骨盤が前に傾く(反り腰)
→ 背中が丸くなる(猫背)
→ 首が前に出る(ストレートネック)
→ 肩こり・首こり・腰痛など
と、全身の姿勢が崩れて不調の連鎖が始まってしまいます。
さらに…
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外反母趾
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巻き爪
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タコ・魚の目
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足の疲れ・痛み
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ケガしやすい・転びやすい
といった症状も外反偏平足が関係しているケースが多く、非常に見逃せない問題です。
■「これ、うちの子かも…」と思ったら
お子さまの足を後ろから見てみてください。
かかとが外にズレていたり、足首がグニャっと内側に倒れているようであれば、外反偏平足の可能性があります。
ひとのわ整体院では、**足裏の状態を“見える化”できる「フットプリント測定」**を行っています。
気になる方は、お気軽にご相談ください。
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「うちの子の足、外反偏平足かも?」と気になった方は、ぜひお気軽にご相談ください!
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本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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